志村地区

 志村地区は、明治22年の町村制施行により、志村・本蓮沼村・前野町・中台村・小豆沢 村・西台村・上蓮沼村・根葉村の8ヵ村が合併し成立した志村の地域を指す。関東大震災後の大正14年志村地区が「工業地域内甲種特別地区」に指定され、機 械・科学工場を中心とした工業地区へと変貌していった。大戦時には軍需工場へと変貌したが、戦後いち早く平和産業として復興し板橋区の産業をリードしてきた。その後住宅化が進み、現在は住宅と工場が混在している。

 古道
名称 区内の推定経路
富士大山道 中山道(志村2)~前野~中台~練馬道~川越街道下練馬宿~富士山及び大山阿夫利神社
練馬道
(富士見通り)
中山道(本町30)~前野~常盤台~若木~旧川越街道下練馬宿
お大日道 練馬道~長徳寺脇~中山道~川口岩淵道
長徳寺の本尊が大日如来で、参詣人がこの道を利用したから
川口岩淵道
(ぜんこうじ道)
中山道(本蓮沼村氷川神社側)~岩淵・赤羽
川口の善光寺へ参詣する人が利用したから
川口間道
(おだいかん道)
中山道(志村坂上)~岩淵・赤羽
小豆沢道 中山道(志村坂上)~小豆沢河岸
王子稲荷道 中山道~王子稲荷
稲付道 中山道~稲付村

文化財シリーズ第82集 いたばしの史跡探訪
■編集 板橋区教育委員会社会教育課
■発行 板橋区教育委員会
■発行日 1996(平成 8 )年3月 より抜粋